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2016年1月 9日 (土)

『素粒子の世界』へようこそ

素粒子の世界

学生時代の先輩が自宅の近くにある日本大学に務めていることが分かって、連絡を取って研究室を訪ねていった。

二瓶武史教授。素粒子理論や大統一理論の研究者だ。私も理解できない部分が多い世界だけれども、昨年、ノーベル物理学賞を受賞した梶田隆章先生が所長をしている東大の宇宙線研究所に一緒にいたので、近い分野ということになる。物質を構成している最小の存在と考えられている素粒子の性質を理論的に研究しているという。

今日はワイフとMJも連れての訪問。専門は理論物理学なので、いわゆる実験機材はほとんど見当たらない。「僕は実験が苦手で、それで理論をやったんです」と笑いながら答えていたが、本当じゃないような気もする。これまでも1~2年ごとに、顔をあわせることはあったけれどゆっくりとお話しする機会はなかったので、お互いの15年くらいの日々について紹介し合った。MJは地球ごまをいただいて嬉しそうに遊んでいる。

僕は素人として、素粒子の専門家に聞きたいと思っていたことを質問した。この質問は3年前に同じくノーベル賞を受賞した小柴先生にした質問でもある。

「かつては分子が最小の単位と考えられていましたね。その後、より小さな物質として元素がわかり、更に原子核と電子という構造が分かった。素粒子は更に小さな存在といわれている。もっと小さな構成要素があって、小さい方向へ際限なく続いていくということはないのでしょうか。それとも理論的に素粒子よりも小さな構成要素はあり得ないのでしょうか。」

先輩はにっこりと笑ってからこう答えてくれた。

「いろいろな答え方があるかもしれません。でも松沢さんにはこう答えておきましょう。素粒子は理論的には点といっていい存在です。つまり大きさがない、といってもいい。だから現在、我々が知り得ている世界を理解する方法では理論的に究極の小ささといって良いと思います。世界を理解する新しい方法が出てくれば、最小の単位でなくなる可能性もあります。」

ふむ、なるほど・・・

でも、理論物理学者っていうのは、こういうことを計算で理解しようとしているわけで、質感のないものを把握するのが苦手な私には、まったく理解の範疇を超えている。しかしこういう人がいるから世の中は多様で良いな、とも思う。

実は、学生時代に憧れていた先輩だったので、こうして旧交を温め直すことができて嬉しく思っている。「また遊びに来てくださいね」という先輩の言葉を真に受けて、またちょくちょくやってこようと思う。

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