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2006年5月新婚旅行

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2016年3月 5日 (土)

地域×デザイン 展

地域×デザイン

六本木の東京ミッドタウン・デザインHUBで開催中の『地域×デザイン』展に行く。

地域の課題解決に対して、デザインの持つ力が何をしうるか、特色ある20の事例を紹介するもので、コンセプトとして面白いと思った。

僕自身のアンテナの感度を上げるために、こうした場所へはできるだけ積極的に足を運ぶようにしている。

地域×デザイン

企画展のポスターは、あやとりになっている。あやとりは一人ではできない。地域の人々が協力しながら一本の糸を編んでいく、そんなメッセージが込められているのだろう。

地域×デザイン

木製のあまり手を加えていない約20の丸テーブルの上に展示物が並べられている。半分くらいにはモニターも設置されている。

地域×デザイン

これは福島県のある街で、原発事故で一度は汚染されてしまった街のモニタリングを自分たちの手でしようというもの。いろいろな環境計測器がパッケージになっていて、それを自転車にくっつけて街中を走ると、位置情報や放射線量などの環境情報を収集・集約できる。自転車の車輪にはLEDが付いていて、走る時にイラストや文字を表示することができる。ここに走る人がそれぞれのメッセージを載せることができるという仕組みだ。

この仕組みは別の場所でもそのまま利用できそう。

地域×デザイン

愛媛県松山市の事例。夏目漱石、正岡子規など文豪にゆかりのある土地という特色を活かして、文字の力でまちづくりを目指している。市内を中心に全国からたくさんの短い標語というか、詩のようなことばを集めて、市民や観光客が目に付くいろいろな場所に出している。効果が長く続くし、どんどん新しくもできる。人の手で作った感覚が伝わってくるのでこれは良いなと思った。

地域×デザイン

兵庫県淡路島の取り組み。地域の課題である高齢化、若者の産業創出にデザインで挑戦するもので、今回の企画の象徴的なもの。

淡路島は食物自給割合(※僕は食物自給率という言葉は良くないと考えている。)が100%を越えている場所で、一次産業の力が強い。その基盤の強さを利用して、包装や容器をデザインすることで、地元の生産物のブランド力を強くしたり、地域愛やコミュニケーションのツールにすることを狙っている。

例えば堆肥のようなものはこれまで特別な包装紙は無かったし、有ったとしても素敵なデザインが必要とは思えない物だった。それを素敵なデザインにすることで、地域の人々が愛着を持つようになったり、同じように堆肥を作る農家同士で顔をあわせる機会が増えたりする効果が生まれる。ひいては島外へ輸出する力にもなるかもしれない。そういう効果を狙っている。

デザインの力は、一時的な効果と、じっくりと長時間にわたって効いてくる遅効性のレガシーのような効果があるだろう.一時的な効果は分かりやすい。しかし、大事なのは後者で、これを長時間かけてモニターし計測していくことが大事だ。

今回の企画展はいい刺激を受けたけれども、一過性のものに終わってしまう弱さ、はかなさを感じるものでもあった。それぞれの地域でのデザインの力が、長く効き続けるようにと願う。

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