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2006年5月新婚旅行

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2016年7月15日 (金)

富士山で働く人びと 2016

富士山で働く人びと 2016
今日は機材が多いので、自分たちで持ち上げるのではなく、ブルドーザで山頂まで行くことにした。ブルドーザだと、五合目からまっすぐに上ると2時間くらい。途中で山小屋に荷物を降ろしたり、降りてくるブルドーザとすれ違いの待ち合わせがあったりするので、実際にはもう少しかかるが、それでも3時間ちょっとで着いてしまう。

ブルドーザは一般の登山客は利用できないのだが、裏を返せば特殊な任務の人々が乗り合わせているということでもある。去年は山頂郵便局の職員と一緒だった。一年前の記事で、その時の事をいつか書こうと言っておきながら、ずっと放っておいたので良いタイミングだから次の記事に書いておこう。ここでは今年お会いした方について書こうと思う。

今年一緒だったのは、電気工事の職人さん。慣れた感じでブルドーザの運転手に挨拶しているところをみると常連なのだろう。「お仕事ですか?」(仕事以外あり得ないのだが・・)、と当たり前の質問をして話を切り出す。聞けば静岡県側のすべての山小屋の電気工事をやっているとのこと。街中と違っていつでも修理に駆けつけられるわけではないので、原則的にはそれぞれの山小屋で修理を含めて、相当な部分のところまで自前でなんとかしているそうで、こうして電気屋がやってくるのはよっぽどの時だけとのことだそうだ。それでも毎年10回くらいは登るとのことだから、仕事としては悪くない。

この方、これまで数え切れないくらい富士山に登っているのに、自力で登ったことはたったの1回もないんだそうだ。すべてブルドーザでの登山。「6合目までなら1回だけいったことあるかな」というので「6合目までなんて、登りとはいえないじゃないですか」と突っ込みを入れると恥ずかしそうに笑っていた。

さらに聞くとこの人は、ブルドーザの会社の社長の親戚とのこと。富士山は昔から登山客が利用するためのいろいろな機材を山頂付近まで荷揚げする仕事がかつてあった。100kg近くになる荷物を背負って富士山を登る強力(ごうりき)または剛力と呼ばれる職人が闊歩していたのだ。その職人を雇ってオーガナイズしていた会社が、いまではブルドーザを使って荷揚げを行っている、ということだ。こういう仕事は代々継承されることが多い。電気職人さんもそのつながりで、富士山の山小屋の電気の仕事を一手に引き受けているのだろう。

9合目で、ひょいっと小さな荷物をもって降りての万年雪山荘の小屋に入っていった。

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