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2006年5月新婚旅行

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    だいぶ遅れてしまったけれど、ハワイイ・カウアイ島へ新婚旅行。

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カテゴリー「最近読んだ本」の84件の記事

2017年10月11日 (水)

『イラン人は面白すぎる』

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日本でお笑い芸人として暮らすイラン人の毒舌トーク。

実はお酒が結構好きなイラン人。

「夕焼け(のお祈り)よりアサヒ、ラクダよりキリン、メッカよりサッポロが好き」には、恐れ入った。

『イギリス紳士のユーモア』

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本のなかで気に入ったジョーク

「酒を飲む理由は二つある。ひとつは喉が渇いているとき、つまりそれを癒すため。もうひとつは喉が渇いていないとき、つまり喉が渇かないように」(トーマス.L.ピーコック)
なるほど、これは僕も使えそうだ。

「紳士はシティ区や株やら取引やらでうつつを抜かしたり、恩知らずの株主のために会社経営をやったりしないでも、田舎の自宅でやる仕事がどっさりある」(ダグラス・サザランド)
日本でいえば、まさにカントリージェントルマンを目指した白洲次郎そのもの。僕だってその気持ちは分かるし、できると思う。ただ、彼らと違って、僕には働かなくても生活できる基盤がないだけだ。

英語辞書を編纂したジョンソンは大のスコットランド嫌い。オート(烏麦)の項にはこうある。「イングランドでは馬が食べるが、スコットランドでは人間が食べる」
これに対して弟子のボズウェルはスコットランド出身だから、「なので、イングランドでは素晴らしい馬ができ、スコットランドでは素晴らしい人間ができる」と切り返した。

2017年9月26日 (火)

『歴史の教訓』

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アーノルド・J・トインビー(著), 1957年,岩波書店
トインビーの作品で二品で一番有名なもののひとつ。61年前に、トインビーが来日した際の講演記録。
一流の人というのは本当にすごい。60年以上前に語られたことなのに、その多くは現在を生きる我々にもそのまま当てはまる。むしろ新しくさえ感じる、示唆に富む本だ。この時代を、不安を抱えて生きる日本人に読んでほしいと思う一冊。

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『ナン香るイランから』

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川地恵理子(著),三修社,1400円
著者の川地さんは武蔵野美術大学出身の芸術家で、ご主人がイラン人。
素朴なタッチの挿絵とイラン人家族の中での実際の生活の中で体験し感じた、日常的な出来事をつづっている。
イラン人やイランという国に対する情報が少ないと、なんだか怖そう、とか、息苦しい生活をしているのでは、と思ってしまうけれど、この本から感じ取ることができる現地での生活は、僕らの想像とはずいぶん違っている。ということで、とても参考になる。

2017年9月24日 (日)

『隣のイラン人』

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岡田恵美子著,平凡社,1998年,1,944円
こちらも岡田氏の著書で古いのだが、イラン人気質が伝わってくるので楽しい。研究者らしく第三者的に観察しているので説得力もある。自分の知っているイラン人の像がいかに怪しいものかがわかってよかった。

『イランを知るための65章』

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岡田恵美子(著),明石書店,2160円
個々の話の中には興味深いものもあったが、今となっては情報が古い。今では変わっていそうなことが多すぎるように思う。

『イギリスの不思議と謎』

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金谷展雄 (著),集英社新書,700円

イギリスにまつわる日本人が?と感じる項目について、自身の体験も踏まえて記している書籍。イギリス紳士の考察、世界最高峰の教育機関であるパブリックスクールがいかにして作られてきたか、悪名高い殺し屋も、人間らしくていいじゃないかとそれなりに評価してしまう国民性など、イギリスを理解するうえでなかなか参考になる。

『ユニオンジャックの矢』

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寺島実郎著/NHK出版・1600円+税

面積は日本と同じで、人口は約半分。国内には目立った産業がない、ものを作らない国。それなのにGDP世界5位であり続ける不思議。
日本人はイギリスは紳士の国だと思っている。確かにそういう面もあるのだが、それは一面で、他方では金融などかなりしたたかなダークなやり方で国を成り立たせている面もある。
日本と似ているところも、そうではないところもあるが、この国のあり方に学ぶところは非常に多い。特にプロジェクトエンジニアリングの重要性を感じた。僕がこれから身に着けるべき、もっとも重要なスキルかもしれない。

2016年6月24日 (金)

『竹取物語』『伊勢物語』など

『竹取物語』『伊勢物語』など
古事記に続いて古典を読む。
この手の書物に全く興味がなく、学校以外では読んだことのない僕が、自ら読んでみようと思う心境の変化がいったいなぜ起きたのか、我ながら大変興味深い。しかしそれはまた別の機会に譲るとして、簡単な感想を記しておこうと思う。

『竹取物語』は誰でも知っている話だが、読み返してみるとそれなりの発見があった。
求婚する男たちに無理難題をふっかけたかぐや姫だが、倉持皇子(くらもちのみこ)が持ってきた蓬莱の玉の枝を偽物だと見抜くことができずに相当に焦る辺りは、彼女が天女らしくない所がかい間みえて面白かった。

『伊勢物語』は、和歌とそれにまつわる簡単な解説がセットになった短編集。ひとつひとつの話はそれなりに面白くもあるのだが、その内容の多くが今もよくある下らない恋愛話だから、読み進めているうちに飽きてくる。もうたくさんです、という気持ちになってくる。1000年以上前から、人類の営みというのはほとんど進歩していないのだなぁ、同じことの繰り返しじゃないかと思って、半分あきれた顔でワイフに話すと、古典を専門とする彼女は笑って、「恋愛のノウハウは伝承できないの。自分で積み上げるしかない。ようやく使えるようになった頃にはおばあちゃん。だから人は同じことでずっと悩み続ける。嗚呼、千年前のお姫様も私と同じように心焦がし、涙していたのね、というところに共感がある。それが読み続けられてきた理由なのよ。」と事も無げにいう。

『堤中納言物語』では、「虫めづる姫」の話が秀逸。こういう姫とは仲良しになれたと思う。ナウシカはここから来ているなとよくわかる。

『土左物語』は「男もするという日記というものを」で始まる例の奴で、紀貫之が女性の振りをして書いた文章。日本語にとっては大切なんだろうが、僕には退屈な作品だった。

『更級日記』は、身分の高い女性の回想録。まあ、そんなものか。

古典を読んで感じるのは、当時の人々は、暇だから恋愛に忙しくて、たわいもないことでよく泣くなということ。もう少し大人になってからまた読んでみようと思う。

2016年6月 9日 (木)

『古事記』を読む

『古事記』を読む
初めて古事記の全編を読んでみた。

環境分野の仕事をしていると、特に生物多様性の話になると、世界各国の文化との違いを意識せざるを得ない。そして我々が日本人の環境観を語るとき、日本の古の神々について知らないわけにはいかなくなる。

僕は仏教徒であって、東洋的な環境観には比較的感覚も知識もある方だと思うけれども、一方で日本に仏教が伝わる前の自然観、環境観については詳しくない。そんな僕にとって『古事記』は必ず学んでおかなければならない教科書のひとつなんだ。

古事記の訳本はいろいろあるけれども、エッセンスだけでなく全文を翻訳している池澤夏樹の訳本を選んだ。表装もいい。

読んでみて思うのは、日本の神々は、西洋の一神教のかみとはずいぶん違っていて、悩んだり、病気になったり、浮気をしたりとずいぶんと人間臭い。いわゆる超能力の様な力もあるにはあるが、対抗勢力を皆殺しにしてしまったり、気に入った女性をさらったりと、かなり横暴な振る舞いが目立つ。

そこには神は間違いも起こすし、納得のいかないこともするが、人間にはどうすることもできない強大な力を持っているので、そんな存在とうまく付き合っていくしかないよね、というある意味では受け身的な自然観が感じ取れる。

確かに、農作物の収穫にしても、努力だけでは越えられない領域は大きくて、しばしば人は絶望させられる。だからこそ自然に対する畏敬の念がうまれ、感謝する心も生まれる。

感じたり見ることは出来るのに、自分でコントロールすることができないものがある。でも、そこになんとか自分の意思を伝えたい、変えたいと思うのはとても自然なことで、祈りの始まりもこうして生まれたに違いない。

古事記には、この原始の祈りともいうべき人々の息遣いが物語の向こう側からわずかに感じ取れる。

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